ただし、プライベート用と仕事用に使った割合で計算してください。
自動車税、重量税
「租税公課」で記帳します。
引き落とし(支払い)があった時点での記帳方法です。
- 自動車税、重量税などの税金関係を仕事用の普通預金から引き落とした場合
*複合仕分けになります
租税公課 ○円 / 普通預金 ○円
事業主貸 ○円
※仕事用の現金の場合は、「普通預金」が「現金」になります。 - 自動車税、重量税などの税金関係を個人用の現金または預金で払った場合
個人と仕事の割合で計算した額のみ、記帳します。
租税公課 ○円 / 事業主借 ○円
*複合仕分けとは
仕分けする場合の左右の勘定科目(グループ分け)が、片方、あるいは両方が複数の勘定科目(グループ)が発生する場合
自賠責保険、任意保険
「保険料」という勘定科目で経費にします。
引き落とし(支払い)があった時点での記帳方法です。
- 仕事用の普通預金から引き落とした場合
*複合仕分けになります
保険料 ○円 / 普通預金 ○円
事業主貸 ○円 /
※仕事用の現金の場合は、「普通預金」が「現金」になります。 - 個人用の現金または預金で払った場合
個人と仕事の割合で計算した額のみ、記帳します。
保険料 ○円 / 事業主借 ○円
ガソリン代、洗車代、車検代など
「車両費」で経費として記帳します。
支払った都度でもいいですが、決算時にまとめて、個人と仕事で使った割合で計算すると楽のような気がします。
でも、最初から割合を決めておいて、支払った都度、個人用・仕事用で使った割合で記帳してもいいと思います。
支払った都度、記帳する場合
- 仕事用の現金で支払った場合
車両費 ○円 / 現金 ○円
事業主貸 ○円 /
※仕事用クレジットカードの場合は、「現金」が「未払金」になります。 - 個人の現金、クレジットカードで支払った場合
車両費 ○円 / 事業主借 ○円
※全額でなく、仕事の分の割合での額です。
※両方の場合を書きましたが、仕事用で使う場合は、仕事用の方で支払うようにする方がいいです。
1年分の支払い額を決算時12/31で記帳する場合
- 個人の現金や個人のクレジットカードで支払った場合
※仕事用で使った割合額を計算して、車両費として経費に計上します
車両費 ○円 / 事業主借 ○円 - 仕事用の現金で支払った場合
▽支払い時
車両費 ○円 / 現金 ○円
▽決算時
※個人使った割合額を計算して、車両費から引きます。
事業主貸 ○円 / 車両費 ○円 - 仕事用のクレジットカードで支払った場合
▽支払い時
車両費 ○円 / 未払金 ○円
▽決算時
※個人で使った割合額を計算して、車両費からそのぶん引きます。
事業主貸 ○円 /車両費 ○円※クレジットカード代金が普通預金から引き落とされた場合の記帳方法(仕分け)は下記のようになります。
未払金 ○円 / 普通預金 ○円
駐車場代金
- 月極駐車場の場合…「地代家賃」
- 時間貸しの場合…「旅費交通費」
※または、区別がつきやすいように「駐車場料金」という福勘定科目を設けてその項目で引き落としてもOKです。
※ガソリン代と同じように仕分け(記帳)してください。
「車両費」のところを「地代家賃」か「旅費交通費」に変更すればOKです。