勤めていた事業所等を退職し、個人事業主としてスタートした1年目、はじめての確定申告を迎えることになります。
青色申告を知らなかった、あるいは、どういうものか勿論利点なども知らないので、ともかく開業届だけは出しておいた。
そういう方も、3/15までに青色申告の届け出を提出して、青色申告用の書類をいただけば、白色でなく青色で確定申告を提出できます。
ただし、しっかりと記帳ができていなければいけません。単なる入出金の動きがわかっているだけでは、青色申告者として認められません。
きちんと複式簿記(記帳方法に沿った簿記という形での仕事の動きの記帳)で処理されていることが必要とされます。
それが青色申告の条件です。
ですので、青色申告はしていなかったけど、記帳はしっかりしていた。
あるいは、記帳してなかった場合でも、領収書など、取引・入出金の動きが控えてあったり、領収書やレシートなども保管してあれば、今から会計ソフトを使って記帳、または、税理士・会計士さんにお願いしてきちんと記帳していただけば、青色申告ができます。
税理士・会計士さんにお願いする場合は、その費用と事業での利益額を考え、今回青色にするかどうか決められるといいとは思います。
税理士さんによる無料相談などがありましたら、そこで白がいいか青がいいか相談してみるのもいいですし、思い切って税務署に行って、こんな感じだけどどうなんですか?と聞いてみられてもいいのではないでしょうか。